DPT(三種混合)

ワクチン

3種混合(DPT)で予防できるのははどんな病気?

  1. ジフテリア
  2. 百日せき
  3. 破傷風

1 ジフテリア
 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬が吠えるようなせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもある恐ろしい病気です。発症2~3週間後には菌の出す毒素により心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。

2 百日せき
 百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通のカゼのような症状で始まり、せきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳炎などの重い合併症を起こします。乳児では命を落とすこともあります。

3 破傷風
 ヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中に潜んでいる破傷風菌が傷口から感染します。傷口から菌が入り体の中で増えると、菌の出す毒素のため、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、死亡することもあります。破傷風菌は日本中どこでも土中にいますので、感染する機会は常にあります。

三種混合(DTP)の副反応

chucha_soft_s 
 注射部位の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応が主で、頻度に程度の差はありますが、
初回接種1回目のあと、7日目までに約11.8%、追加接種後7日後までに約39.4%認められます。
なお、硬結(しこり)は少しずつ小さくなりますが、数ヶ月残ることがあります。
特に過敏なお子さんで肘をこえて上腕全体がはれることが稀にあります。
通常高熱は出ませんが、接種後24時間以内に37.5℃以上になった子が0.3%あります。
重い副反応はなくても、機嫌が悪くなったり、はれが目立つときなどは医師に相談してください。

三種混合ワクチンの接種方法(第1期)

(生後3ヶ月以上90ヶ月未満が対象:初回接種3回、追加接種1回:各回接種 0.5ml)

Ⅰ期初回接種:20日~56日の間隔をあけて、3回皮下接種
   ※1回目と2回目、2回目と3回目の接種間隔は20~56日(3週間~8週間)
Ⅰ期追加接種:初回接種3回終了後おおむね1年を経過した時期に1回日皮下接種

◎三種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風)予防接種は、できるだけ法定の接種間隔 20日~56日(3週間~8週間までの間隔)で接種するようにして下さい。

★接種費用は?
伊佐市が負担します。

20日~56日までの接種間隔を超えて受診すると?

 
 1期初回の予防接種は、3回の接種間隔が56日までを超えると、予防接種法に定められた対象者でなくなります。
 重篤な副反応が起こった場合、国の予防接種被害救済制度による給付が受けられません。
三種混合予防接種の副反応としては、発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)といった局所反応(重篤とはいえない)が主ですが、
万が一、56日までの間隔を超えて接種されたお子さんに重篤な副反応があった場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法における救済給付、
または、伊佐市が加入する全国市長会予防接種事故賠償保障保険制度による給付となります。

★56日までの間隔を超えてしまった場合は?
 伊佐市では、国の指導に基づき「法に基づかない予防接種」として、同意書を記入していただいた上で、公費での接種とします。

★同意書はどこでもらえるの?
 伊佐市役所 健康増進課 健康推進係(0995-23-1311)へご連絡ください。
 市健康増進課窓口にて同意書をお渡しします。